なぜ臭くなるの?
ダイエットのやり過ぎで臭いが発生するってご存知でしたか?
実は私、ちょっと前に流行した「炭水化物」抜きのダイエット方法に挑戦してみたんです。テレビや雑誌などで頻繁に宣伝していたし、有名な人がとても効果があると言っていたので決心しました。
このダイエット法は、ようするにご飯やうどんなどの麺類を食べないダイエット法ですね。この方法は実に理にかなっているんです。
ところが、なんととんでもない副作用が潜んでいたんですね。物事は、やはりなんでもメリット、デメリットというものがあるものです。
実は人間の体っていうのは、炭水化物をエネルギーとして利用しているんだそうです。ところが、そのエネルギー源である炭水化物が体に入って来ないとどうなるか?当然からだとしては別なものを利用しなくては動けなくなります。
そこで、からだは蓄積してあった体脂肪を代替エネルギーとして活用するんだそうです。その時に分解される脂肪酸が臭いの原因だというんですね。
この臭いは最初自分では分からないのですが、私は家族の指摘で気が付きました。なんでも、脂肪酸と汗が一緒に出るとかなり強力な汗臭さになるようです。
ケトン臭って?
さらにこのまま炭水化物抜きのダイエットを続けていると、疲労物質である乳酸が体内で作られます。この乳酸というのは、アンモニアと一緒に汗となって出てくるという性質があるため、汗の匂いが強いアンモニア臭になってしまうんだそうです。
そして、最終的には「飢餓臭」とも表現される甘酸っぱい匂いのケトン臭が発生します。この原因であるケトン体というのは、飢餓状態や糖尿病などによりからだに糖が不足した状態になると、代りになるエネルギーとして使われる物質が作られるようになるためで、酷くなると口臭や尿などにも臭いが発生してきます。
こんな状態になるということは、このダイエット方法は間違っている可能性が大きいのではないでしょうか?
脂肪の不完全燃焼が原因で生成されたケトン体は、血中から呼気や汗、尿などに分泌されて、甘酸っぱい臭いを漂わせます。おまけに私の年齢では、加齢臭も加わるので家族はきっと迷惑していたに違いありません。
最初は自分で気が付かないのですからなんとも怖い話ですね。
ダイエットの臭いを抑えるには?
このダイエット臭を抑えるためには、まず脂肪の不完全燃焼防ぐクエン酸等の有機酸を多く含む食べ物、つまり酢や梅干、柑橘類を多く摂ることだそうです。
さらに昆布やワカメなどの海藻に含まれるアスパラギン酸などのアミノ酸も代謝を高める食品です。また、体の代謝は、体液が酸性の状態で弱くなり、弱アルカリ性の状態で活性化するという特色があるので、できるだけアルカリ食品をメインに摂るようにしましょう。
無理なダイエットで、からだにケトン体が多くなるとケトーシスという、体が酸性に傾く傾向があるそうです。これも代謝が低下する原因だそうですので、アルカリ食品を多めに摂ることが効果的です。
さらに汗の排出機能を高めて血行をよくするショウガやクズも効くそうですよ。今まさに日本中がダイエットブームですが、食事制限だけでなく運動もきちんと取り入れ、バランスのよい方法を行えばきっとダイエット臭は抑えることができますよ。
せっかく痩せても臭いからだでは元も子もありませんからね。